将棋の叡王戦本戦トーナメントの1回戦が1月17日に行われ、山崎隆之八段(41)が船江恒平六段(35)に116手で勝利した。山崎八段は次局、2回戦で近藤誠也七段(26)と大橋貴洸六段(30)の勝者と対戦する。
【中継】第8期 叡王戦 本戦トーナメント 山崎隆之八段 対 船江恒平六段
山崎八段は振り駒で後手番を引くと、一手損角換わりを選択。序盤から中盤にかけては船江六段にペースを握られABEMAの「SHOGI AI」でも一時は、船江六段の勝率が70%を示すほど差が開いた。
それでも90手を過ぎ、終盤に入り始めたところで船江六段が攻めをうまくいなすと、ここから山崎八段が反撃開始。激しい攻め合いに持ち込むことに成功すると角、桂馬の連携よく一気に船江玉にプレッシャーをかけることに成功。攻めのスピードで上回り、一気に決着をつけた。
この勝利で山崎八段はベスト8に進出。現タイトル保持者である藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、20)への挑戦には、あと3勝が必要だ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)