名人戦で対戦経験も 佐藤天彦九段 対 稲葉陽八段 ベスト8かけた戦いは「矢倉」に/将棋・叡王戦
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 将棋の叡王戦本戦トーナメントの1回戦が1月19日に行われ、佐藤天彦九段(35)と稲葉陽八段(34)が現在対局中だ。佐藤九段の先手で始まった一局の戦型は、矢倉になった。勝者は2回戦で菅井竜也八段(30)と石井健太郎六段(30)の勝者と対戦する。

【中継】第8期 叡王戦 本戦トーナメント 佐藤天彦九段 対 稲葉陽八段

 両者ともに順位戦A級、竜王戦1組と、トップリーグで活躍する棋士だが、第75期の名人戦七番勝負では当時のタイトル保持者だった佐藤九段に稲葉八段が挑戦。佐藤九段が4勝2敗で防衛を果たした。現在はお互い五冠を保持する藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、20)の牙城を崩そうとする立場にあり、まずは30代半ばの同世代対決を制して、挑戦権獲得に一歩前進したいところだ。

 佐藤九段の先手となった一局は矢倉の出だしになったが、盤面の各所で歩がぶつかり合う主導権争いは、佐藤九段がうまく抜け出した格好に。稲葉八段の攻めの拠点である8筋を佐藤九段が抑え込んでいることから、形勢も有利になっており、ABEMAの「SHOGI AI」でも、昼食休憩に入った69手目の段階で佐藤九段の勝率が72%まで傾いている。

 本局の持ち時間は各3時間。

【昼食の注文】

佐藤天彦九段 豚生姜焼き弁当 稲葉陽八段 ロースカツ定食・ライト

【昼食休憩時の残り持ち時間】

佐藤天彦九段 2時間5分(消費55分) 稲葉陽八段 1時間57分(消費1時間3分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第8期 叡王戦 本戦トーナメント 佐藤天彦九段 対 稲葉陽八段
【中継】第8期 叡王戦 本戦トーナメント 佐藤天彦九段 対 稲葉陽八段
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