1980年代前半、顔面に不気味なペイントを施し、口から緑や赤の“毒霧”を吹くオリエンタルギミックで全米マット界を震撼させた“東洋の神秘”ザ・グレート・カブキ。そして1989年3月、そのカブキの“息子”という触れ込みでアメリカのメジャー団体WCWに登場し、瞬く間にトップレスラーとなったのがグレート・ムタだった。