きれいな手役を作り、自分のツモでアガり切る。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」1月19日の第2試合でEX風林火山・二階堂瑠美（連盟）が三色同順を含む親跳満をツモ。その見事な手順、芸術的な牌姿にファンから喝采の声が飛んだ。
東3局、早々にカン4索でテンパイを果たした瑠美。親でドラ1、先制リーチができる場面で即リーチもある手だが、瑠美は当然のようにダマテン、その後にリャンメン待ちへ変化すると、高目三色同順となる4・7索待ちでリーチ。一発でド高目の4索をツモり上げた。
リーチ・一発・ツモ・三色同順・赤の1万8000点。放送席は「瑠美の代名詞、三色同順で決めてきました！」と熱気を帯び、視聴者からは「すごぉーーい」「一発！」「つよい！！！」「やばー！！！」「まさに天衣無縫」と多数の賛辞が寄せられた。
このアガリを活かし、瑠美はトップで今期6勝目をゲット。チームは同日2連勝で首位へ躍進した。第1試合では松ヶ瀬隆弥（RMU）も三色同順をアガっており、流れに乗るチーム状況を表すような場面だった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
