将棋の藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖、20)に羽生善治九段(52)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負」第2局が1月21日、大阪府高槻市の「摂津峡花の里温泉 山水館」で行われている。シリーズは藤井王将の1-0。本局は羽生九段の先手番で、「相掛かり」の出だしとなった。
初防衛を目指す藤井王将に、14期ぶり13期目の王将奪取とタイトル獲得通算100期を狙う羽生九段が激突する今期のシリーズ。開幕局は藤井王将が制し、好発進を遂げた。将棋界のスーパースター同士が相対する“ドリームマッチ”第2局は羽生九段が先手番で、注目の戦型は「相掛かり」となった。
本局の舞台は、2024年秋に関西将棋会館が移転する大阪府高槻市内の「摂津峡花の里温泉 山水館」。摂津峡を流れる芥川の流水音が静かに響き渡る温泉旅館で、5年連続5回目の王将戦開催を数える。過去4回では、藤井王将をはじめ渡辺明名人(棋王)、永瀬拓矢王座、久保利明九段、広瀬章人八段が訪れ名勝負を繰り広げた。戦績は王将2勝、挑戦者2勝となっており、本局ではどちらが勝利を飾るか大きな注目が寄せられている。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMA PPVでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王将 キジうどん
羽生善治九段 トンテキ定食
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲羽生善治九段 6時間21分(消費1時間39分)
△藤井聡太王将 6時間37分(消費1時間23分)
(写真提供・日本将棋連盟)