将棋の「囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負」第2局は1月22日、挑戦者の羽生善治九段(52)が前日に封じた61手目が開封され、午前9時すぎに藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖、20)の手番で対局が再開された。
初防衛を目指す若き絶対王者・藤井王将に、14期ぶりの王将位奪還と通算100期獲得を狙うレジェンド・羽生九段が挑戦する大注目のシリーズ。第2局は、2024年に関西将棋会館が移転する大阪府高槻市内にある「摂津峡花の里温泉 山水館」で行われている。対局2日目は、前日に羽生九段が封じた61手目が開封され、9時3分に対局再開となった。
本局の先手番は羽生九段で、戦型は「相掛かり」に。先手がアグレッシブな姿勢を見せており、羽生九段の攻勢に藤井王将が受ける展開となった。ペースを握っていると思われる羽生九段がこのままリードを広げるか、藤井王将が押し戻すか。両者による攻防戦から目が離せない。
持ち時間は各8時間。ABEMA PPVではこの対局を終了まで生放送する。
(写真提供:日本将棋連盟)