大相撲一月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

 やはり大関は強かった。過去2回優勝経験をしている貴景勝(常盤山)が、結びの一番で、前頭十三枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)を下し、3度目の優勝を決めた。

 勝てば優勝が決まるという相星決戦では、立ち合いで両力士が正面からガツンと当たるも、直後に貴景勝は左を差し、琴勝峰を掬い投げで下した。相撲の名門・埼玉栄高“後輩”との直接対決を制し、平幕による4場所連続Vも阻止した。

 館内は大歓声に包まれた。取組を受け、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「琴勝峰も良い当たりでしたけど、貴景勝は足が出てましたね。前に出ていたし、左の差し方も良かった」と勝因を分析。来場所の綱取りについて聞かれると、「そうですね。12勝3敗ですけれど、優勝していますから」と期待していた。

 なお、敢闘賞は琴勝峰(初)、技能賞は小結・霧馬山(陸奥)(2)に決定。殊勲賞は該当者無しだった。また、元大関の十両十二枚目・朝乃山(高砂)は、十両二枚目の北青鵬(宮城野)を上手投げで下し、今場所を14勝1敗で終え、初の十両優勝も手にした。来場所での幕内の可能性もあるだけに、今後の行方に注目が集まる。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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