<大相撲一月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館
 やはり大関は強かった。過去2回優勝経験をしている貴景勝(常盤山)が、結びの一番で、前頭十三枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)を下し、3度目の優勝を決めた。
 勝てば優勝が決まるという相星決戦では、立ち合いで両力士が正面からガツンと当たるも、直後に貴景勝は左を差し、琴勝峰を掬い投げで下した。相撲の名門・埼玉栄高“後輩”との直接対決を制し、平幕による4場所連続Vも阻止した。