仲間から譲り受けたお守りが、セレブに豊かなツモをもたらした。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」1月26日の第2試合はTEAM雷電・黒沢咲(連盟)がトップ。一発ツモを繰り返しライバル撃沈。第1試合で劇的な逆転勝利を収めた瀬戸熊直樹(連盟)に続いての快勝で、トータルスコアを3ケタプラスに戻した。
試合は起家からセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、そして黒沢と、女性選手のみの対戦となった。黒沢は開局に2600点をアガリ好スタート。その後もテンパイ料を重ねてゲットし、迎えた東4局。伊達の先制リーチに対して2筒待ちの七対子で追っかけ。これを伊達から討ち取り、リーチ・七対子・赤の9600点を加点、1人大きなトップ目となった。
さらに東4局1本場、亜樹のリーチを受けるもすぐさま追っかけ。六・九万待ちでリーチをかけると、高目の六万を一発ツモ。リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・平和で1万2000点(+300点)を得て、ダントツとなった。勢いが止まらない黒沢、同2本場はまたも一発ツモ、リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・赤2の1万8000点を獲得。持ち点は7万点オーバーとなった。
南3局、親の亜樹の猛反撃を受け、一時は黒沢もひやりとする局面もあったものの、同5本場にその亜樹の親を自らのリーチで落とし逃げ切りトップ。これでデイリーダブル、3ケタプラスへ回帰した。
試合前、瀬戸熊と2連勝を誓い、試合へ臨んだことを明かし、その瀬戸熊が期待通りにトップ。それもオーラスにラスからトップとなる劇的な勝ち方を見せていたこともあり、黒沢は「これは頑張るしかないなと思って」と並々ならぬ気合で臨んでいたことを明かした。
試合前は萩原聖人(連盟)から「勝守」と書かれたお守りをもらっており、その効果てきめんの快勝に「萩原さん、ありがとうございました!」と感謝を伝えた。これにはファンからも「ハギーのおかげ」「効果ありすぎんよ」「御利益あるな」「俳優からのお守りとかくっそ羨ましい」など、多くの反響が寄せられた。
直近で200以上のポイントを失い、昨期の低迷期を知るファンにとっては不安も多かったチーム状況。まさに選手一丸、一戦必勝の体制で戦うチームワークの結果、再び上位を狙う好位置につけた。「悪い流れを断ち切れた」と晴れ晴れとした表情で語った黒沢には、ファンからは「がんばれー!!」「今年雷電優勝や!!!」「ファイナル行ってほしいな」と熱烈なエールが投げかけられていた。
【第2試合結果】
1着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)4万9900点/+69.9
2着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)2万8500点/+8.5
3着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)1万8200点/▲21.8
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)3400点/▲56.6
【1月26日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +467.7(64/94)
2位 U-NEXT Pirates +309.2(62/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +252.9(64/94)
4位 渋谷ABEMAS +189.8(62/94)
5位 TEAM雷電 +108.7(64/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲191.4(62/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲492.9(64/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲644.0(62/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







