Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」1月27日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は現在、2連続で1日2勝(デイリーダブル)を達成、都合4連勝中と絶好調モードに入っているU-NEXT Pirates。1人が連勝するわけではなく4選手のリレーで4連勝と、これ以上ない仕上がりだ。果たしてチーム5連勝、さらには3日連続でのデイリーダブルという快挙は達成できるか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsABEMASvsPirates
一時は下位4チームのBクラスでセミファイナルシリーズ進出を争っていたようなU-NEXT Piratesだが、今やプラスポイントも300を超えて堂々の2位。わずか2日、4試合で劇的に状況を変えてしまった。チーム4連勝の口火を切ったのは昨期MVPの瑞原明奈(最高位戦)。5連勝まで伸ばすことができれば、次の選手の結果次第で、ついに首位浮上まで見えてくる。
快進撃を止めたい他チームの中で、チーム順位が最も近いのがリーグ4位の渋谷ABEMAS。開幕からしばらくは出ればトップか連対かという状態だったが、3ケタプラスを持っていた白鳥翔(連盟)も、個人26位の▲105.2まで落ち込んだ。チームメイトの3選手がなんとかプラス域で踏ん張っているだけに、早く調子を取り戻して高く空に舞い上がりたい。
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)も、しばらく試合後に笑顔を見られていない選手の一人。チームは4選手がマイナスながら、ぎりぎり歯を食いしばって耐えている状況で、1人でもプラス域に戻れることがあれば、チームの雰囲気もさらに明るくなることだろう。まずはセミファイナル進出を確実にするために、リーグ7位・セガサミーフェニックスとの差をさらに広げられるか。
とにかく前を向いて戦い続けるしかない状況に追い込まれているのが赤坂ドリブンズ。▲644.0は1日、2日でどうこうできる数字ではないが、とはいえ目の前の1勝が手にできないことには、負債は膨らむばかりだ。先発する村上淳(最高位戦)は、厳しい条件下でどこまで自分の麻雀を貫けるかが勝負の分かれ目になる。
【1月27日第1試合】
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)個人32位 ▲296.7
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人23位 ▲80.2
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人26位 ▲105.2
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人3位 +264.7
【1月26日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +467.7(64/94)
2位 U-NEXT Pirates +309.2(62/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +252.9(64/94)
4位 渋谷ABEMAS +189.8(62/94)
5位 TEAM雷電 +108.7(64/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲191.4(62/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲492.9(64/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲644.0(62/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)