糸谷哲郎八段が初の準決勝進出 将棋・朝日杯4強決まる
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 将棋の朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントが1月27日に行われ、糸谷哲郎八段(34)が三枚堂達也七段(29)を192手で破り、自身初のベスト4進出を決めた。

【中継】糸谷八段が初の4強入り

 早見え早指しの糸谷八段が、三枚堂七段との大熱戦で勝利をもぎ取った。振り駒で先手番となった三枚堂七段は、序盤から勢いのある攻め将棋で糸谷八段の一手損角換わりに対抗した。スタートダッシュに成功した三枚堂七段だったが、糸谷八段の間合いに迫ることが出来ず逆転を許す結果に。堅を築いていた糸谷八段は、一瞬の隙をついて手綱を引き込み逆転に成功した。最後はじわじわと圧をかけるように先手玉を仕留めて、糸谷八段が勝利を飾った。

 この結果、4強が決定。藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)、渡辺明名人(棋王、38)、豊島将之九段(32)、糸谷八段が朝日杯をかけて争う。準決勝・決勝は2月23日、東京・有楽町朝日ホールで予定されている。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第16回朝日杯本戦 渡辺名人-西田五段/佐藤天九段-広瀬八段/勝者同士
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