マーメイドは深海から浮上できるのか!?苦悩の魚谷侑未、歯を食いしばって今期19戦目/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」1月30日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ7位セガサミーフェニックスのエース魚谷侑未(連盟)。個人成績はまさかの31位と低迷している中、自身・チームともに浮上するトップを手にできるか。

【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsコナミvsフェニックスvsPirates

 過去にはMVPにも輝き、強豪揃いのMリーグの中でも指折りの実力者として認知されている魚谷だが、今期はとにかく結果が出ない。3勝こそ挙げてはいるが18戦してラスも7回あり平均着順が2.88、▲272.1は信じ難い数字だろう。チームもセミファイナルシリーズ進出のボーダーラインまで350ポイント以上離れている。1日、1試合でも早く魚谷が復活しない限り、その先に道が続かない。

 さらに深い海底にいるのがリーグ最下位・赤坂ドリブンズ。▲657.3まで沈み、残り30戦でどこまで巻き返せるか。1試合平均15ポイント以上は戻していかないと、現在のボーダーラインにも届かない。チーム唯一のプラスポイントである園田賢(最高位戦)にかかる負担は大きいが、周囲を気にせずトップを目指すしかない状況には、腹も括れることだろう。

 チーム5連勝で海面どころか上空にまで舞い上がったのがU-NEXT Pirates。短期間でリーグ2位まで上がり、しばらくは安泰だ。連勝を止めてしまったリーダー小林剛(麻将連合)も、ラスとなった試合はなぜ負けたのかわからない不運続きの結果で、調子の乱れは見られない。もう一度連勝街道を築くべく、日またぎの連投で首位に向けて出港だ。

 U-NEXT Piratesにスッと抜かれた格好のKONAMI麻雀格闘倶楽部だが、今期はリーダー佐々木寿人(連盟)が不調。女性選手2人の活躍でリーグ3位にはいるが、この先の戦いを考えれば、先輩の男性選手2人の復調は絶対に必要だ。前回トップの滝沢和典(連盟)も「体が軽くなった」と徐々にプレッシャーから解放されつつあり、本来の麻雀が貫ければ美しい所作から、どんどんと気持ちのいいアガリが量産される。

【1月30日第1試合】

赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人15位 +7.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人23位 ▲90.1
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人31位 ▲272.1
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)個人14位 +22.1

【1月27日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +467.7(64/94)
2位 U-NEXT Pirates +322.4(64/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +252.9(64/94)
4位 渋谷ABEMAS +139.0(64/94)
5位 TEAM雷電 +108.7(64/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲140.5(64/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲492.9(64/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲657.3(64/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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