白鳥翔の氷が溶けた 地獄の約2カ月半を耐えトップにしみじみ「嬉しい!」3連発/麻雀・Mリーグ
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 渋谷ABEMASの白鳥翔(連盟)が1月31日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」の第2試合に登板。約2カ月半ぶりの勝利を飾り、第1試合で5位に沈んだチームを再び4位に浮上させた。

【映像】喜びが溢れる白鳥翔

 ようやく激しい逆風が止んだ。白鳥は直近7戦連続で逆連対、そのうち5回は4着と、絶不調が続いていた。「1戦目で(日向)藍子ちゃんがラスを引いちゃったんで、なんとかトップを取りたい」。起家から白鳥、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)の並びでスタートした当試合、白鳥は「僕以外、全員プラスでしっかりと支えてくれている」というチームメイトを思い、気合がみなぎっていた。まず、攻めたのは親番の東1局だ。渋川のリーチに怯まずタンヤオ・ドラの3000点(供託1000点)をアガると、テンパイ流局で迎えた東1局2本場では黒沢からリーチ・平和・ドラの5800点(+600点、供託2000点)を奪取。東2局では親番の亜樹がじりじりと追い上げるも、東2局3本場では亜樹、渋川との3軒リーチの中、暗刻の東が裏ドラに化けるリーチ・ツモ・東・赤・裏ドラ3の跳満・1万2000点(+900点、供託1000点)を加点し、持ち点を5万400点とした。

 その後は相手の当たり牌をビタ止めさせるなど、持ち前の高いディフェンス力を発揮させて放銃を回避。そのまま逃げ切りで試合を終えた。「嬉しいですね。めちゃくちゃ嬉しい。本当に嬉しい」。試合後のインタビューで、久しぶりの勝利に「嬉しい」を3連発させた白鳥。「地獄でしたね、本当に」とこれまでの戦いを振り返りつつ、「送り出してくれた監督と、(登板に)反対しなかったチームメイトに感謝したいです」と表情を崩した。これで自身4勝目。今季開幕後の独走から一転、不安定な状況のチームも踏み止まった。「Mリーグ、めちゃくちゃ熱いんで、最後まで目を離さずに見てください。応援よろしくお願いします」。悲願の優勝へ向けて、スワンは大空で白い翼を広げる。 

【第2試合結果】

1着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)4万7200点/+67.2
2着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)3万600点/+10.6
3着 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)1万8700点/▲21.3
4着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)3500点/▲56.5

【1月31日時点での成績】

1位 EX風林火山 +466.0(66/94)
2位 U-NEXT Pirates +273.3(66/94)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +266.9(66/94)
4位 渋谷ABEMAS +156.6(66/94)
5位 TEAM雷電 +103.7(66/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲151.4(66/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲463.7(66/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲651.4(66/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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