将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は2月1日、順位戦A級8回戦で永瀬拓矢王座(30)と対局を行っている。現在6勝1敗で単独トップでリーグを走る藤井竜王は、本局に勝てば名人挑戦へのプレーオフ進出以上が決まる大一番を迎えている。永瀬王座の先手番で、注目の戦型は「角換わり」となった。
これまでに公式戦15局を戦い、藤井竜王の11勝、永瀬王座の4勝の両者。6勝1敗で本局を迎えた藤井竜王は、この8回戦でデビュー以来の研究パートナーでもある永瀬王座と激突した。本局を含めて残り2局に勝利すれば文句なしで渡辺明名人(棋王、38)への挑戦権を獲得する一方、2敗グループには斎藤八段、広瀬八段、菅井八段の3人が固まっており、本局で藤井竜王が勝利した場合でも挑戦権が決まることはない。勝敗数が並んだ場合にはプレーオフになるが、3人以上の場合、今期初参戦の藤井竜王には連勝が求められることから、条件としては厳しくなる。
本局は、永瀬王座の先手で角換わり腰掛け銀の出だしに。4勝3敗で本局に臨んでいる永瀬王座にとっても負けられない思いは同じとあり、深い研究か昼食休憩までの消費時間はわずか3分。序盤から細かな工夫を見せて藤井竜王に揺さぶりをかけている。どのような構想描いているか、大注目が集まっている。
本局の持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 上海名物 黒酢の酢豚セット
永瀬拓矢王座 海老のチリソース煮セット
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲永瀬拓矢王座 5時間57分(消費3分)
△藤井聡太竜王 4時間23分(消費1時間37分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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