鬼は外、ドラは内 寒さ吹き飛ぶ熱いバトル ボーダーライン上のKADOKAWAサクラナイツの動向はいかに/麻雀・Mリーグ
番組をみる »

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」2月3日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はセミファイナルシリーズ進出のボーダーライン上にいる6位のKADOKAWAサクラナイツ。残り28試合という状況で、先発・内川幸太郎(連盟)はどんなプランを持って席に着くか。

【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsABEMAS

 上位5チームが3ケタプラスを持つ中、KADOKAWAサクラナイツは▲151.4。7位のセガサミーフェニックスには約325ポイント差があり、今日明日で何かが起きるという状況ではないが、安心してレギュラーシーズンの残り試合を消化するためには、いくらでも突き放したい。むしろセミファイナルのことを考えるならば、今のうちから上との差も詰めたい。内川も守りに入らずアグレッシブに前に出ることだろう。

 5位・渋谷ABEMASの先発は松本吉弘(協会)。強い意志を感じさせる打牌にブレはないが、あと少しのところで競り負ける展開も多く、イメージ通りにポイントが伸ばせていない。チームメイトの白鳥翔(連盟)が復活の勝利を挙げたからには、松本もこれに続いてがっちりと肩を組みたい。

 勝ったり負けたりでなかなか波に乗れないのがKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)。トップを取ったかと思えば、痛いラスを引き、自らの出来を「ひどかった」と振り返ることもあった。女性2選手が奮闘し、チームメイトでライバルでもある佐々木寿人(連盟)も、久々に勝利を挙げた。自分だけ取り残されるわけにはいかない、という思いも強いはずだ。

 リーグ最下位・赤坂ドリブンズのやるべきことはシンプルで、とにかくトップを取り続けることだ。各選手、多少の無理は承知でもトップを取りに行く姿勢は出ており、傷だらけになるリスクを負ってでも貪欲に勝ちを狙いに行く。先発の鈴木たろう(最高位戦)も、奇跡を起こすために全神経を集中して、卓上の情報を取りに行く。

【2月3日第1試合】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人25位 ▲103.9
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人20位 ▲51.5
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人27位 ▲137.6
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)個人14位 +26.1

【2月2日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +515.0(68/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +266.9(66/94)
3位 U-NEXT Pirates +228.3(68/94)
4位 渋谷ABEMAS +156.6(66/94)
5位 TEAM雷電 +112.6(68/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲151.4(66/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲476.6(68/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲651.4(66/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsABEMAS
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsABEMAS
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsABEMAS