子ども“2人目の壁”に家の狭さ「結局はお金の問題」 異次元の少子化対策は「税金は単身者も納めている。“現役世代対策”に切り替えて」 石戸諭氏 2023/02/07 09:59 拡大する 岸田政権が「異次元の少子化対策」に向けて内容を検討する中、若い世代が理想とする子どもの数を持たない“意外な理由”が指摘されている。【映像】家の狭さが“2人目の壁” 異次元の少子化対策に住宅支援の議論 児童手当の所得制限撤廃など、様々な対策についての議論が進む中、“2人目の壁”として指摘されているのが住宅の狭さだ。 国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査によると、「理想の数の子どもを持たない理由」のうち、若い世代で一番多いのが「子育てや教育にお金がかかりすぎる」の77.8%。続いて「これ以上、育児の心理的、肉体的負担に耐えられない」が23.1%、そして3番目に多かったのが「家が狭い・自分の仕事に差し支える」で21.4%(2002~2015年の調査では18~19%台)だった。 続きを読む 関連記事