Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」2月9日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、6試合連続3着と珍しい状況になっているU-NEXT Pirates。じりじりとポイントが減る中、瑞原明奈(最高位戦)で打開を狙う。
【中継】大和証券 Mリーグ サクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vs雷電vsPirates
U-NEXT Piratesはリーグ3位と、第1目標となるセミファイナルシリーズ進出には問題ないポジションにいる。ただし6試合続けての3着は、ラスを引くよりはましではあるが、選手もファンもすっきりしない。瑞原はトップを取れば個人首位返り咲きもあるだけに、チーム全員が待ち望む久々の勝利を挙げたいところだ。
負の流れを止めたいチームは他にもいる。TEAM雷電は前回、1日2敗でポイントが急降下。なんとかトータルプラスに踏みとどまっているが、このままずるずると下がっていくと、再びボーダーライン付近の戦いに巻き込まれる。瀬戸熊直樹(連盟)も長くマイナス域での生活が続いているだけに、精神的支柱としての働きができるか。
さらに冷や汗ものなのが、ボーダーライン上にいる6位のKADOKAWAサクラナイツ。下位グループの直接対決で2連続ラスを引き、同7位のセガサミーフェニックスとは99.7ポイント差、1回のトップラスでひっくり返るほど迫られた。正念場で先発を任されたのは渋川難波(協会)。本人にとっては今期一番の見せ場が来たとも言えるだろう。
3チームを横目に、目指すはリーグ首位と勢いづくのはKONAMI麻雀格闘倶楽部(連盟)。相変わらず女子選手2人が好調で、あとは男性選手の出来次第で、完全にセミファイナル、さらにはファイナルへのファイティングポーズが完成する。滝沢和典(連盟)はチーム内で唯一大きなマイナスを抱えているだけに、早々に返済して仲間たちと肩を組みたい。
【2月9日第1試合】
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)個人20位 ▲70.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人27位 ▲155.9
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人24位 ▲131.1
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人2位 +300.6
【2月7日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +585.1(70/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +325.9(70/94)
3位 U-NEXT Pirates +177.4(70/94)
4位 渋谷ABEMAS +152.6(70/94)
5位 TEAM雷電 +19.2(70/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲295.2(70/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲394.9(70/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲570.1(70/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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