“メラメラ”全開、強気麻雀が大正解 瑞原明奈、闘志剥き出しトップ「踏み込むと決めていた」/麻雀・Mリーグ
【映像】快勝を笑顔で振り返る瑞原明奈

 珍しく試合前、意欲を前面に出したU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)。その気迫が勝利を呼び込んだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」2月17日の第1試合は瑞原がトップ。勝利から見放されていたチームに新たな熱を加えた。

【映像】快勝を笑顔で振り返る瑞原明奈

 この試合は東家からKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)、瑞原、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)の並びで始まった。試合前、自身のTwitterで「メラメラしている」と一言呟いていた瑞原。その思いのままに、東1局2本場に満貫、東2局に5200点、そして東3局の親番ではリーチ・一発・裏ドラ2の1万2000点を決めてダントツ状態に。

 その後も東4局に2000点、南場の親番では5800点と加点が続き、5万点オーバーのトップを掴んだ。勝ちたいという強い思いを露わにしながらも、試合中は極めて冷静な打ち回し。この戦いぶりを解説の土田浩翔(最高位戦)は「なぜこんなに落ち着いて打てているんだろう」と脱帽した。昨期MVPの名に恥じない内容で今期8勝目を獲得、個人MVP争いでも首位のKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)にわずか20.8ポイントと肉薄した。

 満面の笑みで勝利者インタビューに登場した瑞原、試合前の投稿について「あまりそういうツイートはしないようにしてるんですけど、今日はとってもメラメラしていたので。たまには。一言では言えないんですけど、一番はチーム状況で」と、直近で奮わない成績が続いていたチームスコアが気にかかっていたことを打ち明けた。また、この快勝と共に自著のPRもしっかりこなしてみせた。

 悠々とした逃げ切りトップも、内心は焦っていた。応援をしてくれたファンへ「見ている皆さんは結構余裕だろうと思われていたかもしれないですけど、オーラス終わる瞬間まで全然安心できずにずっと打っていたので、トップが取れたのは本当に嬉しかったです」と伝えると、頼れる美麗海賊へ「トップおめでとうございます!ありがとう!」「やっぱアッキーナが一番」「強いの納得だな!」と多数のエールが寄せられた。

 停滞していたチームの雰囲気を変えるトップ。個人成績も上昇し、セミファイナル進出に加え、連続MVPも視野に入れた瑞原の勢いは止む気配すらない。

【第1試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)5万200点/+70.2
2着 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)2万3800点/+3.8
3着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)1万8500点/▲21.5
4着 セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)7500点/▲52.5

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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