Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」2月20日の第1試合に出場する4選手を発表した。レギュラーシーズンは各チーム残り18戦。リーグの大きな節目であるセミファイナルシリーズ進出の上位6チームが決まる。シーズン終盤に入って、ボーダーライン付近の争いが急速に激化。1日2勝もしくは2敗があれば、明日見る景色がガラリと変わるほどの接戦だ。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsABEMASvsフェニックスvs雷電
一時期、大きなプラスを持っていた渋谷ABEMASだが、現在はリーグ4位で、ポイントはわずかにプラスの+0.3。次にマイナスを食うようであれば、当時は考えもしなかっただろうセミファイナル進出争いに片足を突っ込みかねない。白鳥翔(連盟)は、とにかく個人として抱える3ケタマイナスを少しでも減らして、再浮上の旗印となるしかない。
TEAM雷電も上位争いに食い込んでいたと思ったが、気がつけばリーグ5位まで落ち、ポイントも▲116.4。前回出場時は一時的にリーグ6位に転落し、いよいよボーラーラインに足がかかってしまった。ここで踏ん張ったのが大黒柱の瀬戸熊直樹(連盟)。多くの苦境を乗り越えてきたベテランの真価は、この場面でこそ問われる。
大逆転でのセミファイナル進出に光が見えているのが7位のセガサミーフェニックス。なんといっても東城りお(連盟)の個人4連勝が大きく、ボーダーラインまで69.3ポイントまで迫った。ともにYouTubeチャンネルも運営する魚谷侑未(連盟)は、前回は役満・四暗刻単騎を振り込みながらも耐える麻雀が評価された。今日こそトップで晴れやかな笑顔を取り戻したい。
下位チームの争いを高いところから見下ろせているのが首位・EX風林火山。先のステージに進むに連れて半減していくポイントを、今のうちにどこまで蓄えられるか。今期は女性選手の活躍が目覚ましい中、きっちりと上位を維持する松ヶ瀬隆弥(RMU)は、状況を冷静に把握しながら、稼げるポイントはがっつり取りに行く。
【2月20日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人7位 +169.6
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人23位 ▲128.0
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人29位 ▲262.3
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人21位 ▲65.5
【2月17日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +552.0(76/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +473.1(76/94)
3位 U-NEXT Pirates +152.2(76/94)
4位 渋谷ABEMAS +0.3(76/94)
5位 TEAM雷電 ▲116.4(76/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲211.5(76/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲280.8(76/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲568.9(76/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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