第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表(侍ジャパン)の宮崎キャンプ4日目が2月21日に行われた。エース格のパドレス・ダルビッシュ有投手はライブBP(実戦形式の打撃練習)で日本の三冠王・ヤクルトの村上宗隆内野手と対戦したが、いきなりセンターバックスクリーンに届く豪快弾を浴びた。登板後のインタビューでは「こんなところで公開処刑されてちょっと悲しいです」と報道陣に対してジョークを飛ばしたが、直後に「そんな簡単にメジャーのバッターでも打てない」と、最高評価を出していた。
ベストボールを打たれたわけではないが、それでもダルビッシュの中での村上の評価は大きく上昇したはずだ。ライブBPで初対戦した村上だが、打たれたのは「ツーシームをインコースから入れようとして、ちょっと高めに吹き上がった」と、狙いより甘く入ったボールだったが「あの球をそんなに簡単にはメジャーのバッターでも打てないので。それを一発で打ったのでびっくりしました」とコメントしていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


