KADOKAWAサクラナイツの踏ん張りどころ 岡田紗佳、ボーダーラインで耐えるか リードはわずか31.8ポイント/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsコナミvsPirates

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」2月21日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ6位と、セミファイナルシリーズ進出のボーダーライン上にいるKADOKAWAサクラナイツ。先発の岡田紗佳(連盟)は7位セガサミーフェニックスにわずか31.8ポイント差に迫られた状況でどう戦うか。

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 チームとしての目標はあくまで連覇。そう掲げるKADOKAWAサクラナイツだが、第1関門を抜けないことには、夢の続きがない。前日ポイントを伸ばしたセガサミーフェニックスに差を詰められ、ラスでも引こうものならついにレギュラーシーズンで敗退となる7位に転落する。岡田自身、思うような成績を残せていない今期だが、大事な一戦での勝利は何勝分の価値がある。

 奇跡の逆転を目指す赤坂ドリブンズだが、前回はポイントを戻せずさらに後退。ボーダーラインがさらに遠のいた。残り18戦で半分以上はトップが欲しいところ。さらに機運を高めるためには早い段階で1日2勝でポイントを急激に回復させたい。それだけに第1試合に出る選手は重要。村上淳(最高位戦)には、普段のスタイルを変えてでもゴリ押しするシーンが見られるかもしれない。

 3位のU-NEXT Piratesからは、攻撃的な麻雀が魅力の鈴木優(最高位戦)が出る。「戦闘民族」のニックネームはあるが、4着回避率も3位の.9000。前に出ながらも最悪のケースを引かないバランスが保てている。プラスポイントを持つチームが3チームという状況にもなり、以下に下位グループに巻き込まれないかも勝ち進むでは重要な要素。強気な麻雀をどこまで貫くか。

 2位のKONAMI麻雀格闘倶楽部は、セミファイナルシリーズ進出には安全圏。今後のセミファイナルシリーズ、さらにファイナルシリーズに向けて、4選手の状態をどこまで引き上げるかが今のテーマだ。個人で大きくマイナスしている滝沢和典(連盟)の出来は、本人も周囲も気にするところ。美しい麻雀の中で、どれだけ見事な完成形へと繋げられるか。

【2月21日第1試合】

赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)個人30位 ▲277.2
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟))個人24位 ▲139.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人27位 ▲204.7
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人20位 ▲40.8

【2月20日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +571.5(78/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +473.1(76/94)
3位 U-NEXT Pirates +152.2(76/94)
4位 渋谷ABEMAS ▲63.5(78/94)
5位 TEAM雷電 ▲109.6(78/94)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲211.5(76/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲243.3(78/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲568.9(7694)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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