ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に向けた強化キャンプで調整を続ける野球日本代表「侍ジャパン」メンバーが、訪れた観客に神対応ともいえるファンサービスを見せるシーンがあった。
第2クール初日のこの日も、宮崎・サンマリンスタジアム球場で打撃練習が行われる中、サブグラウンドでは投手陣による調整が行われていた。ヤクルト・高橋奎二投手とDeNA・今永昇太投手がダッシュ等で汗を流す様子を、ネットの向こうからファンたちが見守る。するとダッシュを始めようとネット付近に向かっていた高橋が、ファンが記念撮影をしているのを見つけた。
高橋はそのままネットまで歩み寄ると、ファンの後ろからピースサイン。これに気づいたファンが喜んで一緒に写真を撮ると、次々にファンが集まってきた。ミニ撮影会のような状況となる中、高橋はノリノリでピースサインを見せていた。
ひとしきり撮影に応えると、高橋は自身の練習に戻りダッシュを続けた。練習の合間のちょっとした出来事ではあったが、訪れたファンにとっては嬉しい貴重な時間だったことだろう。そんな様子からも、侍ジャパンメンバーの仕上がりの良さが伺える一幕だった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
