藤井聡太竜王 対 豊島将之九段 準決勝で対局開始 勝てば同日の決勝へ/将棋・朝日杯
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 将棋藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は2月23日、朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント準決勝で豊島将之九段(32)と午前10時15分から対局を開始した。2年ぶり4度目の優勝を目指す藤井竜王と、初優勝を狙う豊島九段による一戦。勝者は同日午後に行われる決勝に進出する。

【中継】藤井竜王VS豊島九段 注目の準決勝

 藤井王将は、2016年10月に四段昇段。第35期竜王(1組以上:2期)、順位戦A級(A級:1期)。タイトル獲得は通算11期、現在最多の五冠保持者で、現在は初防衛をかけて羽生善治九段(52)と王将戦七番勝負、さらには奪取を目指し渡辺明棋王(名人、38)と棋王戦五番勝負と2つのタイトル戦に臨んでいる。棋戦優勝は、2017、18年、2020年の朝日杯優勝含む6回。前回は準々決勝で敗退しており、今期は2年ぶり4度目の優勝を狙う。

 豊島九段は2007年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:9期)、順位戦A級(A級以上:6期)。タイトルは竜王、名人など通算6期。棋戦優勝は5回を数えるが、朝日杯はベスト4が最高。今年の朝日杯は本戦からの出場で、久保利明九段(47)、菅井竜也八段(30)に勝利し“有楽町行き”を決めた。

 両者の過去の対戦は31局あり、藤井竜王の20勝、豊島九段の11勝。昨年7月の王位戦七番勝負第2局以来、藤井竜王の7連勝中となっている。注目の一戦を制するのはどちらか。持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は藤井竜王に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第16回朝日杯 藤井竜王 対 豊島九段/渡辺名人 対 糸谷八段/勝者同士
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