チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが22日に行われ、インテルがポルトを1-0で下した。試合後、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HPが決勝点を決めたベルギー代表FWロメル・ルカクのコメントを伝えている。
 インテルの本拠地『スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ』で開催されたファーストレグは、両チーム譲らぬまま時間が経過。このままスコアレスドローの可能性も考えられた86分、“切り札”として58分からピッチに送り出されたルカクが大仕事をやってのける。右サイド開いた位置でボールを受けたイタリア代表MFニコロ・バレッラがクロスボールを送ると、ペナルティエリア内でセンターバック2枚の間にポジションを取ったルカクが反応。ドンピシャで合わせたヘディングシュートはポストを叩いたが、こぼれ球を自ら押し込み、インテルに値千金の先制弾をもたらした。試合はこのままタイムアップを迎え、インテルが12シーズンぶりの準々決勝進出に向けて弾みのつく勝利を掴んだ。