Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」2月23日の第1試合に出場する4選手を発表した。この日はリーグ5位から8位の4チームが直接対決するという必見の組み合わせ。上位6チームまでがセミファイナルシリーズに進出するだけに、ここでトップを取るか、ラスを引くかで残り試合の景色がガラリと変わる。どのチームにとっても絶対に負けられない戦いだ。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsフェニックスvs雷電
リーグ5位のKADOKAWAサクラナイツは、前回登場時に同日2勝の「デイリーダブル」を決めてポイントを急速に回復。順位も久々に5位に上げて、ボーダーラインから1つ前に出た。4位浮上もすぐそこにあり、堀慎吾(協会)の活躍がチームの目標である連覇への第1ハードルのクリアに近づける。
同6位のTEAM雷電は、プラス域・マイナス域を行ったり来たりしていたが、ついにマイナスが3ケタに入ったところで、ボーダーライン上に立ってしまった。まだ7位KADOKAWAサクラナイツとは133.7ポイント差があるとはいえ、1日2試合でひっくり返ってしまう程度のもの。黒沢咲(連盟)は、チームにとって今期最大のピンチで踏ん張れるか。
ボーダーラインまでの距離がもどかしいセガサミーフェニックス。だが133.7ポイント差は直接対決であれば、一気に詰められるものでもある。下位グループが集まる貴重な機会でデイリーダブルを決めることができれば1ランクもしくは2ランクアップまである。近藤誠一(最高位戦)は、チャンスが来た時にどこまで強く踏み込みかの判断が非常に難しい。
残り16戦で奇跡の大逆転を目指す最下位・赤坂ドリブンズも、今日こそ2連勝するしかない。ボーダーラインまで約470ポイント。連勝で100ポイントはもちろん150ポイント級の回復をした上で5位ないし6位に箱ラスを食らわすというのが、難易度は高いが絶好なシナリオだ。園田賢(最高位戦)は、歴史に残る大逆転劇の1ページを書きに行く。
【2月23日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人9位 +125.2
KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)個人18位 ▲24.2
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)個人29位 ▲272.9
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人20位 ▲56.0
【2月21日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +571.5(78/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +426.9(78/94)
3位 U-NEXT Pirates +87.1(78/94)
4位 渋谷ABEMAS ▲63.5(78/94)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲86.5(78/94)
6位 TEAM雷電 ▲109.6(78/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲243.3(78/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲582.6(78/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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