【プレミアリーグ】レスター0-1アーセナル(日本時間2月26日/キング・パワー・スタジアム)
ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経った。現在も多くの兵士や民間人が犠牲となる戦争が続いている。そうした状況で今節、アーセナルのウクライナ代表MFジンチェンコがキャプテンマークを巻いてピッチに登場した。
【映像】ウクライナ代表DFジンチェンコ、キャプテンマークを巻き堂々とピッチ入場
この試合が開催される前日にロシアによるウクライナ侵攻から1年が経った。1年というタイミングで改めて世界中がウクライナへのサポートを表明する中、アーセナルはレスター戦でジンチェンコを主将に任命。キャプテンマークを腕に巻き、チームの先頭に立って堂々とピッチへと入場した。
ABEMAで解説を務めたベン・メイブリー氏は「ウクライナへの侵攻からちょうど一年が経ちました。ウクライナやジンチェンコへのリスペクトを兼ねて、特別にジンチェンコがキャプテンマークを巻くことになりました。素晴らしいことですね」と、この取り組みを支持するコメントを残した。
ABEMA視聴者からもウクライナ代表MFを応援する声が相次いだ。ジンチェンコの堂々とした姿に勇気づけられた人々も多いのではないだろうか。
なお、試合後にアーセナルのミケル・アルテタ監督は「選手主導による素晴らしい出来事だった。マルティン(・ウーデゴーア)が昨日私のところを訪れて、彼(ジンチェンコ)とともにそうした行動を取りたいと伝えた」と今回の出来事が選手主導によるものだったと明かした。
さらに「彼や彼の愛する人、そしてウクライナのすべての人々のために勝利したかった。1つの国として見せたファイティングスピリットや一体感は、世界に影響を与えたと思う」とウクライナへの思いを語っている。
(ABEMA/プレミアリーグ)