起きるか順位変動！首位攻防戦、ボーダーライン挟んだ6・7位対決が同時に実現／麻雀・Mリーグ

　Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」2月28日の第1試合に出場する4選手を発表した。シーズン最終盤に入った中、この日のカードは上位2チームと、セミファイナルシリーズ進出のボーダーラインを挟んだ6・7位の対決が同時に実現するという、それぞれの立場による熱い組み合わせ。眼前の相手を倒して順位変動は起きるのか。

【中継】大和証券 Mリーグ風林火山vsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsフェニックス

　まずは生き残りをかけたセミファイナル進出争いから。6位・KADOKAWAサクラナイツは内川幸太郎（連盟）、7位・セガサミーフェニックスは近藤誠一（最高位戦）が先発する。両チームの差は96.3ポイント。近藤トップ、内川ラスのトップラスが実現すると、その差はたちまち消えてなくなる。逆に内川から見て近藤とトップラスを決められれば、1試合で逆転される差ではなくなり、セーフティリードといえる。

　セミファイナル行きを決定的にしている首位攻防戦は、個人のMVP争いにもつながってくる。EX風林火山・勝又健志（連盟）は4位、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗（連盟）は堂々の1位だ。その差は80.3ポイント。こちらも勝又が伊達にトップラスを決めれば、伊達を引きずり下ろしつつ2位、3位の選手を抜いて勝又がトップに躍り出そうだ。逆に伊達はトップを取れるとついにプラスが400ポイント台に到達。いよいよMVPの座がくっきりと見えてくる。

【2月28日第1試合】

EX風林火山・勝又健志（連盟）個人4位　＋290.2
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎（連盟）個人13位　＋14.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗（連盟）個人1位　＋370.5
セガサミーフェニックス・近藤誠一（最高位戦）個人30位　▲267.0

【2月27日終了時点での成績】

1位　EX風林火山　＋558.1（80/94）
2位　KONAMI麻雀格闘倶楽部　＋517.1（80/94）
3位　渋谷ABEMAS　＋17.9（82/94）
4位　U-NEXT Pirates　▲77.8（82/94）
5位　TEAM雷電　▲137.1（82/94）
6位　KADOKAWAサクラナイツ　▲186.3（80/94）
7位　セガサミーフェニックス　▲282.6（80/94）
8位　赤坂ドリブンズ　▲409.3（82/94）

※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ　2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）