Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」3月2日の第1試合に出場する4選手を発表した。レギュラーシーズンも残り3週間に突入し、いよいよセミファイナルシリーズ進出争いも佳境に。ボーダーラインの下にいる下位2チームがどこまで巻き返せるかで、リーグの盛り上がりも大きく変わる。リーグ7位・セガサミーフェニックスと同8位・赤坂ドリブンズ、どちらも奇跡の大逆転には1勝も譲れない。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs麻雀格闘倶楽部vsABEMASvsフェニックス
セガサミーフェニックスは前回登場時、ボーダーラインまで一時的に約50ポイント差まで詰めたが、逆転のチャンスで痛恨のトップラスを食らい153.4差まで広げられた。残り12戦、できれば半分はトップを取って上位にプレッシャーをかけたいところ。茅森早香(最高位戦)は、前回同様に天才の閃きで快勝を狙う。
最下位の赤坂ドリブンズは、何度も絶望的な状況に落ち込みながら、個人2位と孤軍奮闘する園田賢(最高位戦)の活躍により、わずかながら希望の糸をつないできた。残り12戦で7~8勝しないとボーダーラインに近づけないが、今期はリーグ記録となる連勝記録が個人、チームにも多発。まだチャンスはある。丸山奏子(最高位戦)は、デイリーダブルに向けてがむしゃらにトップを狙う時だ。
なんとかプラス域に戻り、リーグ3位にいる渋谷ABEMAS。一時は+500ポイントを超えていたことを考えれば、冷や汗をかく展開ではあるが、ぎりぎり踏みとどまれるのも地力があってこそ。トップ回数18回はリーグ6位タイだがラス回数16回は最少。丁寧な戦いの積み上げが今の順位を支えている。日向藍子(最高位戦)も、守備に重きを置きながらチャンスには前に出る普段通りの麻雀を貫くだろう。
ひとまずセミファイナル進出争いからは抜けたKONAMI麻雀格闘倶楽部は、思い切り腕を振って次のステージへの貯金を増やしたい時期。セミファイナルでポイントは半減、ファイナルシリーズでさらに半減するが、ファイナルでの大接戦を考えれば1ポイントでも貴重なものだ。滝沢和典(連盟)は好調なチームメイトと肩を並べるべく強気に打つ。
【3月2日第1試合】
赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)個人27位 ▲203.0
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人24位 ▲138.2
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人7位 +181.9
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)個人18位 ▲76.9
【2月28日時点での成績】
1位 EX風林火山 +533.5(82/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +484.0(82/94)
3位 渋谷ABEMAS +17.9(82/94)
4位 U-NEXT Pirates ▲77.8(82/94)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲120.7(82/94)
6位 TEAM雷電 ▲137.1(82/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲290.5(82/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲409.3(82/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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