将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が3月2日、順位戦A級・最終9回戦を戦い、稲葉陽八段(34)に勝利を飾った。この結果、藤井竜王は7勝2敗でリーグを終え、名人挑戦へプレーオフ以上の進出を決めている。現在対局中の広瀬章人八段(36)が勝てばプレーオフへ、敗れた場合は藤井竜王が最年少名人への挑戦権を獲得する。藤井竜王は、自身の終局後に囲み取材に応じ、「挑戦の可能性を残した状態でリーグを終えられたことを嬉しく思っています」と語った。主な内容は以下の通り。