Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」3月3日の第1試合に出場する4選手を発表した。シーズン最終盤、どのチームも少しのポイントも無駄にできない中、先発4選手は全て女性。華々しくも熱い戦いが、また今夜も繰り広げられる。
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvs雷電vsPirates
リーグ4位のU-NEXT Piratesだが、トータルは▲77.8ポイント。3ケタマイナスまで見えてきてしまい苦しい試合が続く。プラスポイントも瑞原明奈(最高位戦)が1人で稼いでいる状況だ。男性選手も必死にもがく中、昨年のMVPは今こそ強さを発揮して、仲間たちを救いたい。
同5位のKADOKAWAサクラナイツは、前回登場時のデイリーダブルでついに5位浮上。長くボーダーラインの上にいたが、ようやく抜け出した。上り調子のところで4位との直接対決は、さらに順位アップを狙う絶好機。岡田紗佳(連盟)も低迷期からようやく抜け出したところ。勢いよく連勝を果たし、さらにチームを上へと導きたい。
6位に落ちたTEAM雷電は、すぐにでも順位回復をしたい。ポイント状況は5位・KADOKAWAサクラナイツと差がないが、残り試合が少なくなるに連れて、7位・8位チームのターゲットになるかどうかは、戦い方が大きく変わってくる。黒沢咲(連盟)は、とにかくU-NEXT Pirates、KADOKAWAサクラナイツとの着順を見ながら立ち回りたい。
KONAMI麻雀格闘倶楽部に首位の座を明け渡したEX風林火山だが、まるで慌てる状況にはない。4人中3人が3ケタプラスと盤石でセミファイナル、さらにはファイナルシリーズに向けて、緩むことなくさらに調子を上げていけばいい。二階堂瑠美(連盟)はのびのび打たせるほど稼いでくるタイプ。今の状況は他者にとって実に恐ろしい。
【3月3日第1試合】
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人10位 +135.7
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人17位 ▲67.6
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人18位 ▲82.4
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人2位 +288.6
【3月2日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +611.2(84/94)
2位 EX風林火山 +533.5(82/94)
3位 渋谷ABEMAS ▲27.8(84/94)
4位 U-NEXT Pirates ▲77.8(82/94)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲120.7(82/94)
6位 TEAM雷電 ▲137.1(82/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲352.4(84/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲428.9(84/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)