【侍ジャパン強化試合】日本代表2-7中日(3月3日/バンテリンドーム)
中継ぎ投手陣の乱れに打線がつながらず、中日によもやの敗戦を喫した侍ジャパンだが、頼りになる名手が、きれのある動きでファンを沸かせた。9回2死から中日・高橋周平外野手のゴロを華麗に捌いたのは、ショートに入っていた西武・源田壮亮内野手。三遊間深くのゴロを逆シングルで捕り、無駄のない動きから強肩でスロー。見事にアウトとし、ファンから喝采を浴びた。
ショートには名手と呼ばれる選手が多いが、5年連続5度のゴールデングラブ賞に輝いた源田は、現役最高峰の内野手とも呼ばれている。強い当たりには華麗にグラブを捌き、ゆるいゴロには素早くダッシュ。前後左右、どこに動いても見事な守備で、プロ球界の中でも手本とされる選手だ。
侍ジャパンが大きくリードされるという予想外の展開に、満員の球場も不思議な雰囲気に包まれていた中、試合終盤で源田の好守備でパッと明るいムードに。スタンドから大歓声が起こると、中継を見ていたファンからは「そこは源田いるよ?!」「源田たまらん」「源田しか勝たん」と堪能した様子だった。1点、ワンプレーが大きく勝敗を分ける国際大会の試合。源田の守備が世界一を近づける場面も多いことだろう。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
侍ジャパン強化試合
ABEMA テレビ朝日系列にて生中継
2.25(土) VS ソフトバンク
3.3(金) VS 中日
3.6(月) VS 阪神