これが世界の「Shohei Ohtani」だ!大谷翔平、約5年半ぶりの“凱旋試合”で豪快弾 自身も実戦で今季1号 膝をついてもバックスクリーン越え3ラン
【映像】大谷翔平、膝をついてもバックスクリーンを越える衝撃の3ラン

侍ジャパン強化試合】日本代表-阪神(3月6日/京セラドーム大阪)

 これが世界の「Shohei Ohtani」だ。エンゼルス・大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、3回の第2打席に豪快なバックスクリーンへの3ランを放った。日本国内の試合は、実に約5年半ぶりとなり、日本だけでなく世界のスーパースターとなった姿を試合で披露することになったが、メジャーも認める強打者になった男が、文句なしの一発で本大会前から日本中を一気に沸かせまくった。

【映像】大谷翔平、膝をついてもバックスクリーンを越える衝撃の3ラン

 もはや言葉が必要ない。変化球に対して膝をつくように振り抜きながらも、豪快なスイングは変わらず。バットで的確にコンタクトしたボールは、瞬時にドーム球場の空間高くへと飛んでいった。上がった瞬間「行ったか!」と沸くファンの期待に応えるように、打球は何にも邪魔されることなくスタンドイン。その瞬間、一気に球場の熱気がさらに上がった。

 “前振り”はばっちりできていた。4日の中日戦では、珍しく試合前の打撃練習に参加し、27スイング中9本の柵越えを記録。さらにライト5階席に推定160メートルとも言われる特大弾を放つと、練習ながらも球場は一気に大谷色に染まった。各種メディアも本戦ばりの大々的に取り上げた。宮崎キャンプを終えてから打線になかなか快音が響かず、本戦に向けて不安視する声が出始めていた中、MLB組の試合解禁となったこの日、主砲とエースの「投打二刀流」として活躍が望まれる大谷が打ったのだから、盛り上がるなという方が無理な話だ。

 第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)で、侍ジャパンの初戦は9日の中国戦。3大会ぶり3度目の優勝を目指すが、大谷は間違いなく各国の投手から、非常に厳しいマークを受ける。それは大谷も承知の上で、さらに上回る打撃で相手をねじ伏せに行く。強化試合とはいえ、本番直前に飛び出した大谷の“今季1号”は、脅威そのものだ。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】大谷翔平、膝をついてもバックスクリーンを越える衝撃の3ラン
【映像】大谷翔平、膝をついてもバックスクリーンを越える衝撃の3ラン
【映像】打撃練習で快音連発の大谷翔平
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侍ジャパン強化試合
ABEMA テレビ朝日系列にて生中継
2.25(土) VS ソフトバンク
3.3(金) VS 中日
3.6(月) VS 阪神