将棋の順位戦A級プレーオフが3月8日に行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(36)が現在対局中だ。渡辺明名人(棋王、38)への挑戦権をかけた大一番は、藤井竜王の先手で「角換わり」の戦型となった。
両者は、3月2日に行われた順位戦A級最終一斉対局に勝利。ともに7勝2敗で並んだため、渡辺名人への挑戦権争いはプレーオフに持ち込まれることになった。プレーオフの実施は、広瀬八段も参戦した2018年の第76期以来5期ぶり。この一番で挑戦者が決まるとあり、大注目が集まっている。
本局は振り駒の結果、藤井竜王の先手番に。戦型は「角換わり腰掛け銀」が志向された。藤井竜王が積極性を見せ、早くも未知の将棋に突入。互いに水面下で研究が進められていたのか指し手は止まらず、昼食休憩までに61手進行した。今後の本格的な戦いに向けて、両者はそのような構想を描いているか。持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王 チキンと海老の濃厚トマトクリームカレー(大盛り)
広瀬章人八段 豚生姜焼き弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王 5時29分(消費31分)
広瀬章人八段 5時間3分(消費57分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)