将棋の順位戦A級プレーオフが3月8日に行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)と広瀬章人八段(36)が現在対局中だ。夕食休憩時点での形勢に大きな差はなく、今後の夜戦でどのような戦いが繰り広げられるか、大注目が集まっている。
渡辺明名人(棋王、38)への挑戦権をかけた順位戦A級は、5期ぶりのプレーオフに。A級初参戦の藤井竜王と、同9期目の広瀬八段が初挑戦をかけて対戦している。本局は角換わり腰掛銀の出だしから、早々に未知の局面に突入。互いに研究済と言うように、序盤は速いペースでの進行となった。
昼食休憩が明けからは長考合戦に。複雑な駆け引きから、藤井竜王が積極的に攻勢に出ている。ABEMAの「SHOGI AI」ははずかに藤井竜王寄りの数字を示しているものの、大きな差はない。中継に出演した伊藤真吾六段(41)、井出隼平五段(31)は「数字ほどの差は感じない」とコメント。今後の夜戦ではどんな激戦が繰り広げられるか。さらに、目指す名人挑戦権を獲得するのはどちらか。ますます注目度が高まっている。
持ち時間は各6時間で、先手番は藤井竜王。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太竜王 豚キムチ弁当
広瀬章人八段 ヒレカツ定食(ライト)
【夕食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王 2時間35分(消費3時間25分)
広瀬章人八段 2時間48分(消費3時間12分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)