投手・大谷翔平、初回を三者凡退＆1奪三振の好投で侍ジャパンが好スタート

【WBC・1次ラウンド プールB】日本代表－中国（3月9日／東京ドーム）
　エンゼルス・大谷翔平投手が第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）1次ラウンド初戦となる中国戦に「3番・投手」でスタメン出場。侍ジャパンのWBC開幕投手として先発マウンドに上がった大谷は、1回を三者凡退、1奪三振の最高の滑り出しを見せた。
　侍ジャパンの栗山英樹監督が「大事なスタートを大谷でいく」と宣言した通り、重要な初戦の先発を託されたのはやはり大谷だった。今月3日に帰国した大谷は、6日に行われた阪神との強化試合に侍ジャパンとして初めて出場すると、打者として2打席連続3ランを放ついきなりの大爆発。翌7日のオリックス戦と合わせて4打数3安打2本塁打の活躍を見せていた。強化試合では登板こそなかったものの、投手としての調整にも余念がなかった大谷は、初戦の中国戦でとうとう“投打二刀流”で出場。中国相手に圧倒的な投球を見せることができるか、注目が集まる。