
【WBC・1次ラウンド プールB】日本代表-韓国(3月10日/東京ドーム)
日本代表のダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)が、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド第2戦の韓国戦に先発で登板した。注目の初回を完璧な投球で三者凡退に抑えている。
2011年10月29日のクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージの埼玉西武ライオンズ戦以来、4150日ぶりの日本での投球となったダルビッシュ。初回は韓国1番のトミー・エドマン、2番キム・ハソンのメジャーリーガーコンビを、それぞれ150キロのまっすぐで二ゴロ、スライダーで遊ゴロに打ち取る。3番のイ・ジョンフはレフトフライに打ち取り初回を終えた。
9日に行われた中国との初戦では大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)が4回49球を投じて、1安打無失点5奪三振の好投を見せた。打者としても自身を援護するタイムリーツーベースを放つなど4打数2安打2打点の活躍により初戦の勝利に大きく貢献している。試合後、栗山英樹監督が「明日は大事な韓国戦になりますけど、ダルビッシュ投手でいきます」と宣言した通り、注目の日韓戦のマウンドには、2009年大会で胴上げ投手となったダルビッシュが上がった。
昨シーズンはメジャー移籍後最多タイとなる16勝を挙げるなど復活を印象付けた右腕。今回の日韓戦でも、圧倒的な投球に期待がかかる。なおダルビッシュは2回まで投げパーフェクトに抑えている。
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