ブンデスリーガ第24節の5試合が11日に行われた。
シャルケの日本代表DF吉田麻也は、ドルトムントとの“レヴィア・ダービー”で先発フル出場。試合はドルトムントが2度リードしながらもシャルケが2度追いつき、2-2のドローに終わった。シャルケは3連勝を逃したが7戦無敗に。2023年に入ってからリーグ戦全勝が続いていたドルトムントの連勝記録は「8」で止まった。
ドルトムントと勝ち点で並んでいたバイエルンは、アウクスブルクとのバイエルン州ダービーに臨んだ。絶対王者は開始早々に先制を許したものの、ジョアン・カンセロの加入後初得点やバンジャマン・パヴァールの“ドッペルパック”(1試合2得点)など前半だけで4点を奪ってあっさり逆転。60分に1点を返されたが、74分にアルフォンソ・デイヴィスが再びアウクスブルクを突き放した。試合終了間際にも1失点を喫したが、バイエルンは5-3で打ち合いを制して3連勝となった。バイエルンとドルトムントの勝ち点差は「2」に広がった。
フランクフルト対シュトゥットガルト戦では、フランクフルトの元日本代表DF長谷部誠、シュトゥットガルトの日本代表MF遠藤航、同DF伊藤洋輝、同MF原口元気が先発出場。フランクフルトの同MF鎌田大地は71分から途中出場した。試合は55分にセバスティアン・ローデの得点でフランクフルトが先制。シュトゥットガルトは74分、鎌田のパスを伊藤がインターセプトすると、ルーズボールに反応した遠藤が相手に寄せられながらも原口につないでカウンターを展開する。原口はドリブルで一気にファイナルサードまで運び、最後はサイラス・カトンパ・ムヴンパへのラストパスを選択して同点ゴールをお膳立てした。次の1点は生まれず、1-1のドローで終了した。
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉はライプツィヒ戦でフル出場。チームは0-3の完敗で3戦未勝利となった。
10日と11日の試合結果、12日の対戦カード、暫定順位表は以下の通り。
■ブンデスリーガ第24節
▼3月11日(土)
バイエルン 5-3 アウクスブルク
ライプツィヒ 3-0 ボルシアMG
フランクフルト 1-1 シュトゥットガルト
ヘルタ・ベルリン 1-1 マインツ
シャルケ 2-2 ドルトムント
▼3月12日(日)
23:30 フライブルク vs ホッフェンハイム
25:30 ブレーメン vs レヴァークーゼン
27:30 ヴォルフスブルク vs ウニオン・ベルリン
※キックオフ時刻は日本時間
■暫定順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 バイエルン(52/+46)
2位 ドルトムント(50/+19)
3位 ライプツィヒ(45/+20)
4位 ウニオン・ベルリン(44/+8)
───────CL出場圏───────
5位 フライブルク(42/+3)
───────EL出場圏───────
6位 フランクフルト(40/+12)
───────ECL出場圏───────
7位 マインツ(36/+4)
8位 ヴォルフスブルク(34/+11)
9位 レヴァークーゼン(31/+3)
10位 ボルシアMG(30/-4)
11位 ブレーメン(30/-8)
12位 ケルン(27/-6)
13位 アウクスブルク(27/-13)
14位 ボーフム(22/-30)
15位 ヘルタ・ベルリン(21/-16)
───────入れ替え戦───────
16位 シュトゥットガルト(20/-12)
───────自動降格圏───────
17位 シャルケ(20/-24)
18位 ホッフェンハイム(19/-13)