大谷翔平がWBC初アーチ 予選首位通過をかけたオーストラリア戦で今大会第1号3ラン 打球速度173キロの看板直撃弾

【WBC・1次ラウンド プールB】オーストラリア-日本代表(3月12日/東京ドーム)

 エンゼルス・大谷翔平投手が第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドのオーストラリア戦に「3番・DH」でスタメン出場した。1回の第1打席で待望のWBC1号ホームランを放っている。

 中国、韓国、チェコに3連勝を飾りすでに準々決勝進出を決めている日本は、2連勝中のオーストラリアと対戦。その第1打席、無死一、二塁で打席に入った大谷は、2球目の緩いカーブをフルスイングすると、打球速度173キロであっというまにフェンスオーバーとなり、自身の看板に直撃する超特大の一発となった。

 大谷は、9日に行われた中国との初戦で「3番・投手」として出場した。日本での“リアル二刀流”は、2017年オリックス戦以来1982日ぶり。大事な初戦で投手としては4回49球を投じて、1安打無失点5奪三振の好投を見せる。打者としては後わずかでホームランかというフェンス直撃のタイムリーツーベースを放つなど4打数2安打2打点の活躍により勝利に貢献した。

 続く韓国戦でも「3番・DH」で登場すると、3打数2安打1打点の活躍を見せた。昨日のチェコ戦も同じく「3番・DH」で起用されると、3打数1安打1打点とここまで3試合連続タイムリーを放つなど勝負強いバッティングを見せていた。

(C)Getty Images

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