【ブンデスリーガ】フライブルク2-1ホッフェンハイム(日本時間3月12日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
勝負を決めるヒーローが最後に登場するのは世の常だ。この一戦で決勝点をもぎとった日本代表MF堂安律も試合終了後の中継に映し出されたのは最後だった。サポーターシートに上がった日本代表アタッカーの前でスタジアムに集まったファンらは大合唱。チームメイトたちも総出で勝利の立役者を讃えた。
【動画】決勝ゴールのヒーロー、堂安律 サポーターと劇的勝利を分かち合う
試合終了後の中継カメラにその姿が映し出された。試合終了間際に劇的な決勝ゴールを決めチームを勝利に導いた堂安はひとりスタンドへ。サポーターの熱い勝利の雄叫びを間近に受けながら、自身のゴールと劇的な勝ちを収めた一戦の余韻に浸っていたようだ。昨年9月の得点以降リーグ戦ではゴールから遠ざかっていただけに、サポーターたちと共に勝利の咆哮を上げたこの瞬間は、喜びもひとしおだったことだろう。味方も総出でピッチから手拍子を送ってこの試合のヒーローを讃え、歓喜を分かち合った。
ABEMA視聴者は「サポーターと写真撮ってる」「本日のヒーローサポーターシートに上げられとる」「儀式始まった」「堂安連れ去られてるやん」とスタンドでひとり歓喜の大合唱を受ける日本代表MFに注目。また「サッカーが文化になるわけだ」「なんかこう言うの見るといつか現地で欧州サッカー見たいなって思う」とサッカーの文化が深く根付いているドイツの地に憧れを持ったコメントも寄せられた。
この一戦でドラマチックな勝利を収めたフライブルクだが、今週の金曜日にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)も控えるなど過密日程である。そんな厳しい日程を戦うなか、今節の勝利の立役者となった日本代表FWの力はますますクラブにとって重要となってくるだろう。これからもゴールやアシストでチームを勝利に導く活躍を続ける堂安に期待したいものである。
(ABEMA/ブンデスリーガ)