【ブンデスリーガ】フライブルク2-1ホッフェンハイム(日本時間3月12日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
日本代表・堂安律は攻撃だけでなく守備でも大きな貢献を見せている。前半終了間際、ペナルティーエリア内へのスルーパスにただ一人反応し、体を張ってピンチを阻止。失点の危機があったシーンで、堂安の視野の広さや笛が鳴るまで気を抜かない集中力が垣間見えた。
【映像】堂安律、守備でもヒーロー!自陣エリア内で炸裂した“ローリングソバット・ディフェンス”
フライブルクが1点をリードして迎えた前半終了間際の45+1分、FWの選手である堂安が守備で素晴らしい対応を見せた。相手がピッチ中央からペナルティーエリア内へと絶妙なスルーパスを出し、ピンチになりかけたものの、日本代表FWは機転の利いたプレーでボールが渡ることを阻止。味方全員が反応できていなかったなか、堂安ただ一人が危機を感じ取り、体を張って守ることに成功した。この試合では終了間際に劇的な決勝ゴールを決めた堂安だったが、守備でも大きく貢献し、大車輪の活躍を見せた。
昨夏に加入したばかりながら、攻守ともに大きな活躍を見せる堂安は、すでにフライブルクにとって欠かすことのできない存在だ。今節においてもこのシーンや決勝ゴールをはじめ、多くの場面でチームの勝利に貢献している。シーズンも終盤に入りむしろ一層輝きを増す日本代表FWは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を争うクラブに今後も勝ちをもたらすことはできるだろうか。
(ABEMA/ブンデスリーガ)