ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16セカンドレグが16日に各地で行われた。
アーセナルはホームでスポルティングと対戦。ファーストレグを2-2で終えていたことからこの試合で勝った方が準々決勝行きの切符を掴むことができるという状況の中、アーセナルはキックオフ直後に冨安健洋が負傷交代を強いられるアクシデントに見舞われる。それでも、19分にはジョルジーニョのスルーパスからガブリエウ・マルティネッリがペナルティエリア左に侵入。右足で狙ったシュートはGKアントニオ・アダンに弾かれたものの、こぼれ球をグラニト・ジャカが押し込んだ。1点リードを得たアーセナルだったが、後半に入るとスポルティングの猛攻を許す。62分にはペドロ・ゴンサウヴェスのロングシュートがゴールに吸い込まれ、試合は振り出しに戻った。その後90分間、そして延長戦を経ても試合の決着はつかず、PK戦に突入。後攻のアーセナルは4人目のキッカーを務めたマルティネッリの一撃がGKアダンに止められ、スポルティングは5人全員が成功。この結果、スポルティングが2017-18シーズン以来となるベスト8入りを決めた。なお、守田英正は出場停止のためメンバー外だった。