【ブンデスリーガ】マインツ1-1フライブルク(日本時間3月20日/メーヴァ・アレーナ)
試合終了間際に生まれたマインツの劇的同点ゴールを”まさか”の人物がアシストしていた。驚きの行動をしてしまったのが、フライブルクのシュトライヒ監督である。自らの目の前に転がってきたクリアボールを拾うと、それをマインツの選手に優しく手渡し、劇的ゴールが生まれる起点となってしまった。
【映像】「ウソだろ、監督!」 フライブルグ指揮官が対戦相手に決勝点を“アシスト”する衝撃シーン
試合終了間際の90+6分、アディショナルタイムの95分代に突入していたタイミングでマインツの劇的同点ゴールが決まった。
マインツが右サイドからスローインを獲得すると、ヴィドマーがロングスローを入れる。これをFWワイパーが後ろに擦らしてアジョルクへと繋ぎ、最後はオニシウォがゴールに流し込んで、土壇場で同点に追いついた。
このシーンが生まれる直前に遡ると、マインツがロングスローを入れる直前にフライブルクのシュトライヒ監督がヴィドマーに優しくボールを手渡ししていたことが発覚。スポーツマンシップに溢れる行動ではあるが、土壇場で勝ち点を失うキッカケとなってしまった。
この珍事にABEMA解説のハーフナー・マイク氏は「一番後悔しているのはシュトライヒ監督かな。スローインでボールを渡しちゃったんですよ。選手に取りに行かせたほうがよかったかな。監督はイエローカードもらってもよかったくらい」と指摘している。
この場面でシュトライヒ監督がヴィドマーにボールを手渡していなかったら違う展開となっていたかもしれない。現在フライブルクは熾烈なUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っており、この試合で失った勝ち点2が出場の可否に大きく影響するかもしれない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)