“鬼姫”伊達朱里紗、個人首位でレギュラーシーズン終了 初MVPは最終日結果待ち「まだ本当に喜べない」「応援してくださった皆様にお礼」/麻雀・Mリーグ
【映像】個人首位で最終戦を終えた伊達朱里紗

 人事を尽くして天命を待つ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」3月20日の第2試合。KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)がU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)との直接対決を制し、個人MVP争いへ王手。21日に行われる最終節の結果を待つこととなった。

【映像】個人首位で最終戦を終えた伊達朱里紗

 南1局、瑞原の大物手を潰す七対子で、MVP争いをリード。白熱したオーラスもしっかり守り切り、2着となった伊達。インタビューでは「今日の試合ができることをすごく嬉しく思って、楽しみにしていました」とプレッシャーのかかる試合も楽しんでいたことを明かし、わずか0.8ポイント差で迎えた直接対決にも「(この試合で)勝った人が勝ち(MVP)だねみたいな感じだったので、すごい本当にリラックスできて、良かったです」と、大舞台に動じない肝の座ったところも見せた。

 「まだまだ本当に喜べないなというところではあるんですけども、一旦ここまで応援してくださった皆様に、一つお礼ができていたらと思います」とファンへ感謝の思いを伝え、最終日の戦いを見届けることについては「(ライバルが)ボーダーをわかって戦えるというのはかなり有利」と、最後までわからないことを強調、さらには「抜かれたら抜かれたでその選手を『おめでとうございます』と思える準備もしています」と心構えも伝えた。

 最後に「全部の選手が、ファンの方に恩返しをしたいと思って全力で麻雀に臨んでいるので、まだまだMリーグを楽しんでください、ありがとうございました!」とメッセージを伝えると、ファンからは「伊達ちゃんこれからも応援してます!」「今年も開幕から応援してよかった」「伊達MVP!!伊達MVP!!」とエールが寄せられていた。

 ライバルとの着順勝負で見事に勝利、個人首位を守った形で、自身のレギュラーシーズンを終えた伊達。今期はTEAM雷電・本田朋広(連盟)に逆転を許す場面もあったものの、2年目でビッグタイトルに手が届くところまでたどり着いた。21日に戦うライバルにプレッシャーをかけ、後は天命を待つのみだ。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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【映像】悔しさに涙する魚谷侑未
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