マーメイドの目に悔し涙 魚谷侑未、チームの事実上敗退に「最後くらいは良いところを見せたいと思ったんですが」/麻雀・Mリーグ
【映像】悔しさに涙する魚谷侑未

 真剣に挑んでいるからこその涙だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」3月20日の第2試合で3着に終わったセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)。チームは事実上この日でレギュラーシーズン敗退が決まり、インタビューでは悔しさを露わにした。

【映像】悔しさに涙する魚谷侑未

 チーム最終戦を託された魚谷、この日もリーチ攻勢に得意の仕掛けと随所に自分らしさを発揮したものの、アガリは1回限り、3着に終わった。インタビューでは「応援して下さった皆さんのためにもスカッとトップを取りたいと思ったんですが、なかなか辛かったです」。「今日という日に相当な気合を入れて挑んだんですね、MVP争いをするであろう3人と戦うと思ったので」と、並々ならぬ決意と共に戦ったこと、また「最後くらいは良いところを見せたいと思ったんですが」と語ると、その後は涙で言葉にならず。

 U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)とKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)MVP争いをする中で、1人蚊帳の外。その心中を思いやり、ファンからは「同卓つらいやろ、よう頑張ったよ」「こんな卓には入りたくないよなぁ」「来季爆発してください!」「さすがプロだよ!」と、労わる声が多数届けられた。

 チームはレギュラーシーズンでの敗退が事実上決定。MVPを争う選手と、セミファイナルへの可能性もほぼない状況で出場することの悔しさ、不甲斐なさも溢れたこの試合。かつてMVPを獲得した“マーメイド”の復活を、ファンは来期に期待しているはずだ。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

【映像】個人首位で最終戦を終えた伊達朱里紗
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【映像】悔しさに涙する魚谷侑未
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Mリーグ 配信情報まとめ
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