
【WBC・準決勝】日本代表6-5メキシコ(3月20日/ローンデポ・パーク)
WBC史に残る劇的なサヨナラ劇となった。
4-5と1点ビハインドで迎えた9回裏。右中間を割るツーベースを放った先頭打者のエンゼルス・大谷翔平投手は一塁手前で自らヘルメットを脱ぎ捨てて大激走。二塁到達後にはベンチに向かって雄叫びをあげる情熱的なプレーを見せた。
この試合、ヒットでの出塁時も、四球を選んだ際も大きな雄叫びを上げ、チームを鼓舞し続けてきた大谷は二塁ベース上でベンチに向かって両手を振り上げ「続け!」と言わんばかりにこの試合、三度目の絶叫を見せた。
直後、日本代表のベンチは大盛り上がり。結果としてこの一打が続くレッドソックス・吉田正尚外野手の四球、そしてヤクルト・村上宗隆内野手の逆転サヨナラ打につながった。
この大谷の気迫溢れるプレーにSNS上では「ヘルメット投げ捨てて走る大谷くんがかっこよすぎ」「走りながら、ヘルメットを脱ぐ大谷絵になるわー!そこからカモーン!の雄叫びかっこよ」「大谷選手がヘルメットを飛ばして(自分で?)2塁まで激走して、両手をあげての雄叫び。むちゃカッコよかった」「まじで漫画の主人公」「大谷翔平かっこよすぎるだろ」など大反響となった。
明日の決勝へ向けて村神様の復活はもちろん、それをアシストした大谷の存在感もさらに際立つ一戦。役者がそろった侍ジャパンが、14年ぶりの世界一を目指す。
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