【WBC・準決勝】日本代表6-5メキシコ(3月20日/ローンデポ・パーク)
 WBC史に残る劇的なサヨナラ劇となった。
 4-5と1点ビハインドで迎えた9回裏。右中間を割るツーベースを放った先頭打者のエンゼルス・大谷翔平投手は一塁手前で自らヘルメットを脱ぎ捨てて大激走。二塁到達後にはベンチに向かって雄叫びをあげる情熱的なプレーを見せた。
 この試合、ヒットでの出塁時も、四球を選んだ際も大きな雄叫びを上げ、チームを鼓舞し続けてきた大谷は二塁ベース上でベンチに向かって両手を振り上げ「続け!」と言わんばかりにこの試合、三度目の絶叫を見せた。