Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」3月21日の第1試合に出場する4選手を発表した。この日がレギュラーシーズンの最終戦。上位6位までのセミファイナルシリーズ進出チームは大勢決しているが、注目なのはMVP争い。前日までに個人首位に立っているのはKONAMI麻雀格闘倶楽部の伊達朱里紗(連盟)だが、大逆転は起きるのか。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsサクラナイツvsABEMAS
第1試合でMVP候補なのが、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)。伊達との差は約80ポイントで、大きなトップであれば一撃で逆転。仮に2着までに入れれば、2試合目にも連投して逆転を狙いに行くことになるだろう。
続いて個人6位の赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)。チームはレギュラーシーズンでの敗退が決定的となっており、あとは維持と誇りをかけて個人タイトルを狙いに行く。苦しいチーム状況の中でも、孤軍奮闘してきた園田が、この日ばかりは自分だけのために、わがままに打っていい試合だ。
セミファイナルシリーズで最終戦が戦える4位以内の確保も大事だ。KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)は、リーグ3位の状況をきっちり確保することが大事。大きなマイナスを食らうと5位以下に転落することもあるだけに落ち着いて試合を消化したい。
同じく4位の渋谷ABEMASも、現状維持をすれば今日については合格点。白鳥翔(連盟)も無理に前に出ることはなく、周囲を見ながらの戦いに終始するだろう。経験十分だけにうまく間をすり抜けてのトップも、可能性はありそうだ。
【3月21日第1試合】
赤坂ドリブンズ・
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人5位 +240.3
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人13位 +97.5
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人26位 ▲159.2
【3月20日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +614.2(92/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +592.2(94/94)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +35.1(92/94)
4位 渋谷ABEMAS ▲26.1(92/94)
5位 TEAM雷電 ▲42.4(94/94)
6位 U-NEXT Pirates ▲61.3(94/94)
7位 赤坂ドリブンズ ▲537.3(92/94)
8位 セガサミーフェニックス ▲574.4(94/94)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





