<大相撲三月場所>◇千秋楽◇26日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
関脇・霧馬山(陸奥)が、小結・大栄翔(追手風)との優勝決定戦を制し、逆転で幕内初優勝を飾った。
昭和以降で初めて横綱と大関がともに不在の場所となった今場所。結びの一番でただひとり3敗を守っていた霧馬山は、2敗の大栄翔を突き落としで下し、賜杯の行方は優勝決定戦に持ち越された。
迎えた優勝決定戦では大栄翔は同じような相撲展開を迎えてしまい、前に突っ込む形で土俵へと倒れ込んだ。行司軍配は霧馬山に上がったが「大栄翔の手がつくのと、霧馬山の体がついたのが同時では」と物言いがつき、協議の結果「霧馬山の足が残っていた」というアナウンスが。この瞬間に霧馬山の逆転優勝が決まった。
ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「(大栄翔は)同じような相撲で負けるとね…。気持ちの面で負けちゃったんですかね」と言ってから、「手は出ているけれど、当たってないんですよね。腰も引けちゃってね。最後、こんな風に交わされたら付いていけないですよ」と大栄翔の敗因について分析していた。
霧馬山の初優勝を受け、視聴者からは「おめでとう!」「嬉しすぎるキリバおめでとう」「おめでとーきりばー」など祝福のコメントが続々と到着。また優勝が決まった瞬間の霧馬山のホッとした表情には「霧馬山泣いてる?」「もらい泣きする」「霧馬山の顔見たらよかったねと感じる」などの声が寄せられた。
■霧馬山プロフィール
生年月日:平成8年4月24日(26歳)
出身地:モンゴル・ドルノドゥ
身長:186センチ
体重:140キロ
得意技:左四つ・寄り・投げ
(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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