【プレミアリーグ】ブライトンvsクリスタルパレス(日本時間4月1日/アメックス・スタジアム)
ブライトンの三笘薫が、日本時間1日に行われたイングリッシュ・プレミアリーグ第29節のブレントフォード戦で、リーグ戦3試合ぶりとなる今季7ゴール目を挙げた。これにより、日本人選手の1シーズンにおけるプレミアリーグ最多得点の新記録を樹立した。
同点で迎えた21分、GKジェイソン・スティールのロングフィードに、一発で裏へ抜け出した三笘薫は、相手GKの立ち位置を見ながらファーストタッチでふわりと浮かしたループを放ち、ゴールネットを揺らしてみせた。
三笘は、10月29日のチェルシー戦でプレミアリーグ初先発を飾ると、初アシストを記録。続くウォルヴァーハンプトン戦では移籍後初ゴールを挙げ、アーセナル戦、エヴァートン戦では連続ゴールを記録した。
さらに1月21日に行われたレスター戦ではイタリアのレジェンドであるデル・ピエロ氏も称賛する"デル・ピエロ・ゾーン"からのスーパーシュートを蹴り込むなど、ここまでのリーグ戦20試合で7ゴール3アシストの結果を残している。3月5日のウェストハム戦でも、先制点のきっかけとなるボックス内でファウルをもらうドリブルでPKを獲得したほか、チームの3点目を決めるなど、この試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選ばれると、続く12日のリーズ戦も、チームの全2得点に絡む活躍で2試合連続となるMOMを獲得するなど圧倒的なパフォーマンスを示していた。
前節、3月16日のクリスタルパレス戦はゴールこそなかったものの、決勝点となった同僚ソリー・マーチのフィニッシュを見事な縦パスでお膳立て。2試合連続となるアシストを記録し、好調を維持した。さらに3月24日、28日の日本代表のキリンチャレンジカップ2023でも、両試合に先発出場。28日のコロンビア戦では、開始早々ヘディングでゴールを奪ってみせた。
今回のゴールで三笘は、2012-2013シーズンの香川真司(マンチェスター・ユナイテッド所属)、2017-2018シーズンの岡崎慎司(レスター所属)が持っていた、1シーズンの最多得点記録を抜いて、新記録を樹立した。
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