ええ、まじっすか!?藤井聡太竜王のビックリ&爆笑リアクションが話題 永瀬拓矢王座、黄金の右腕で4年連続“相棒”獲得/将棋・ABEMAトーナメント
【映像】藤井聡太竜王もびっくり!永瀬拓矢王座、強烈なくじ運

 これは絆か、それとも運命か。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2023」のドラフト会議が4月1日に放送された。1巡目、永瀬拓矢王座(30)は今回も増田康宏七段(25)を指名したが、ここに糸谷哲郎八段(34)、初参戦の千田翔太七段(28)も同じく増田七段の名前を書き3人が重複してくじ引きに。それでも永瀬王座が“黄金の右腕”で当たりくじを引くと、これを目の当たりにした藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)がビックリ。確率1/3など、ものともしない引きの強さを見て、思わず爆笑することとなった。

【映像】藤井聡太竜王もびっくり!永瀬拓矢王座、強烈なくじ運

 もうこの2人を分かつことなどできない。そんなシーンが誕生した。永瀬王座は初の団体戦となった第3回大会で1巡目に藤井竜王、2巡目に増田七段を指名すると、優勝候補筆頭に挙げられるチームを作り上げ、下馬評通りに優勝を果たした。第4回大会からは藤井竜王がタイトルホルダーとしてリーダー側に回ったことで、毎回1巡目に増田七段を指名。「相棒」「右腕」「部長」などいろいろな呼び方になったが、とにかくチームのエースとして全幅の信頼を寄せていた。第5回大会では佐藤天彦九段(35)が、このコンビを崩すべく指名を重複させたが、くじ引きは永瀬王座の勝ち。結果、永瀬王座と増田七段は3年連続で同じチームで戦った。

 今年も永瀬王座は増田七段の指名を会議前から公言する形になったが、ここの挑んだのが糸谷八段と千田七段。この動きに実況を務めた藤森哲也五段(35)は「チーム永瀬からしたら最大のピンチ」、同じく実況の戸辺誠七段(36)も「永瀬さん、表情固くない?」と伝えた。予備抽選を経て、くじを引くのは千田七段、糸谷八段、そして永瀬王座。残りくじに期待するしかなかった永瀬王座だが、封筒に入っていたカードにはしっかりと当たりのマークが記されていた。

 1/3の確率を通り抜けた永瀬王座は満面の笑みでガッツポーズ。これを目の前で見ていた藤井竜王はビックリした後に爆笑。隣にいた渡辺明名人(38)は「マジか…」と呆れるような表情も見せていた。改めて藤森五段は「相当うれしそうですね。やっぱりここはつながっているのか」と“投了”気味のコメント。視聴者からも「聡ちゃんわろてる」「すごい絆だな」「満面の笑み」「運命だなぁ」「結ばれてる」と大盛り上がりの声が集まっていた。

◆ABEMAトーナメント2023 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり、今回が6回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士14人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全15チームで行われる。予選リーグは3チームずつ5リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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